ITEM CODE:
JBO002554

Antique Arrows Stamped Silver Triangular Wire Cuff c.1915~

Antique Arrows Stamped Silver Triangular Wire Cuff c.1915~
89,000 円(税込)
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Antique Arrows Stamped Silver Triangular Wire Cuff  c.1915~
  • Antique Arrows Stamped Silver Triangular Wire Cuff  c.1915~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、伝統的なスタイルの一つであるトライアングルワイヤーに成形したバンド/地金で構成された作品。迫力のあるアロー等の多彩なスタンプが施されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1910年代末頃~1940年代初頭頃までに作られたと思われ、重厚でアンティークらしい質感や味わい深いスタンプワークが特徴的なピースです。現代においてもナバホのオーセンティックなスタイルの一つとしてトライアングルワイヤーをベースにした作品は数多く制作されていますが、こちらの作品は現在制作されている作品群のソース/源流となった古典期に近い時期のピースであり、そのプリミティブな製法は、既製のトライアングルワイヤーを使った現代の作品群とは違った表情や迫力を持っています。
その製法は、ナバホジュエリーの中でも最も古い技術の一つであるキャスト(鋳物)によってある程度のワイヤー状に成形されたインゴット(銀塊)を作り、それをトライアングル型に彫り込んだ溝にハンマーで叩きこんで成形する、ナバホの伝統的製法により作り上げられています。塊状のシルバーからハンマーワークで成形するインゴット製法と大きな違いはありませんが、内側にキャスト独特の質感が残っています。

さらに、1900年代~1920年代に多く見られるディテールである内側のエッジを丸く鞣した仕上げが施されており、アンティーク作品独特のシェイプを見せています。また、このようなディテールによってバンドの幅が少し細く見えますが、実寸は7.3㎜とトライアングルワイヤーのバンドとしては、最大級(9.0㎜程度)に次ぐ太さを持っており、重厚感のあるバングルに仕上がっています。そして、全体に刻まれたスタンプワークもオールドナバホらしいプリミティブな文様が力強く施され、インディアンジュエリーに用いられるモチーフの中でも最も古い具象モチーフの一つであり、『お守り』の意味合いを持つアロー(矢)のスタンプが刻まれています。上下それぞれ、センターから対称に構成されており、シンプルながらビンテージらしい印象を生み出しています。またそのスタンプ(鏨)自体も非常に細かな仕事による高い完成度を持ち、こちらのようなビンテージ作品特有のクオリティーを感じさせます。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、こちらの作品の様にある程度キャストで成形する方法や、ローラーを使って銀塊を伸ばす技術等、インゴット製法と呼ばれる技術にはいくつかの少し異なった方法が含まれています。判断の難しい作品もありますが、やはり共通して既製のプレート(シルバーゲージ)やワイヤーを用いた作品に比べて硬く金属の高い密度を感じさせるのが特徴となっています。
1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


古い製法や力強いスタンプワークによってビンテージインディアンジュエリーらしい武骨な雰囲気と渋い印象を持っています。 また、程よい幅となじみの良い質感は、重ね付けにも向いたバングルですが、こちらの様な太さのトライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を放ちます。さらに、エッジーで厳かな印象もあり、多くのスタイルに馴染んでくれるバングル。アンティーク特有の原始的でタフなシルバーワークと、無駄のない造形美は長年にわたってご愛用いただけるハイエンドなピースです。

また、こちらに類似したアロー等の紋様を刻むスタンプワークの構成は、1930年代以降に制作されるツーリストジュエリー/フレッド・ハービースタイルに類似したものが見られ、それらのデザインソースとなったと思われる史料価値も高い作品です。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーに多少のクスミや摩耗などが見られますが、それほど使用感は感じられず良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、伝統的なスタイルの一つであるトライアングルワイヤーに成形したバンド/地金で構成された作品。迫力のあるアロー等の多彩なスタンプが施されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1910年代末頃~1940年代初頭頃までに作られたと思われ、重厚でアンティークらしい質感や味わい深いスタンプワークが特徴的なピースです。現代においてもナバホのオーセンティックなスタイルの一つとしてトライアングルワイヤーをベースにした作品は数多く制作されていますが、こちらの作品は現在制作されている作品群のソース/源流となった古典期に近い時期のピースであり、そのプリミティブな製法は、既製のトライアングルワイヤーを使った現代の作品群とは違った表情や迫力を持っています。
その製法は、ナバホジュエリーの中でも最も古い技術の一つであるキャスト(鋳物)によってある程度のワイヤー状に成形されたインゴット(銀塊)を作り、それをトライアングル型に彫り込んだ溝にハンマーで叩きこんで成形する、ナバホの伝統的製法により作り上げられています。塊状のシルバーからハンマーワークで成形するインゴット製法と大きな違いはありませんが、内側にキャスト独特の質感が残っています。

さらに、1900年代~1920年代に多く見られるディテールである内側のエッジを丸く鞣した仕上げが施されており、アンティーク作品独特のシェイプを見せています。また、このようなディテールによってバンドの幅が少し細く見えますが、実寸は7.3㎜とトライアングルワイヤーのバンドとしては、最大級(9.0㎜程度)に次ぐ太さを持っており、重厚感のあるバングルに仕上がっています。そして、全体に刻まれたスタンプワークもオールドナバホらしいプリミティブな文様が力強く施され、インディアンジュエリーに用いられるモチーフの中でも最も古い具象モチーフの一つであり、『お守り』の意味合いを持つアロー(矢)のスタンプが刻まれています。上下それぞれ、センターから対称に構成されており、シンプルながらビンテージらしい印象を生み出しています。またそのスタンプ(鏨)自体も非常に細かな仕事による高い完成度を持ち、こちらのようなビンテージ作品特有のクオリティーを感じさせます。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、こちらの作品の様にある程度キャストで成形する方法や、ローラーを使って銀塊を伸ばす技術等、インゴット製法と呼ばれる技術にはいくつかの少し異なった方法が含まれています。判断の難しい作品もありますが、やはり共通して既製のプレート(シルバーゲージ)やワイヤーを用いた作品に比べて硬く金属の高い密度を感じさせるのが特徴となっています。
1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


古い製法や力強いスタンプワークによってビンテージインディアンジュエリーらしい武骨な雰囲気と渋い印象を持っています。 また、程よい幅となじみの良い質感は、重ね付けにも向いたバングルですが、こちらの様な太さのトライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を放ちます。さらに、エッジーで厳かな印象もあり、多くのスタイルに馴染んでくれるバングル。アンティーク特有の原始的でタフなシルバーワークと、無駄のない造形美は長年にわたってご愛用いただけるハイエンドなピースです。

また、こちらに類似したアロー等の紋様を刻むスタンプワークの構成は、1930年代以降に制作されるツーリストジュエリー/フレッド・ハービースタイルに類似したものが見られ、それらのデザインソースとなったと思われる史料価値も高い作品です。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーに多少のクスミや摩耗などが見られますが、それほど使用感は感じられず良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度

内径最大幅 約62.7㎜    正面幅(高さ) 約7.3㎜
内周 約144㎜    開口部 約29㎜
Inside Measurement 5 11/16inch   opening 1 1/8 inch 

  ※※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約33.5g