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JBO001110

Vintage Stamp & Filed Silver Hallmarked Cuff Bracelet c.1960

Vintage Stamp & Filed Silver Hallmarked Cuff Bracelet c.1960
45,900 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド(地金)をベースに、ファイルワーク/エングレイビングによる立体的なラインと、シンプルながらとても効果的なスタンプワークが施された秀逸な造形のアンティーク/ビンテージバングルです。

また、こちらの作品には内側にホールマーク(作者のサイン)と思われる記号が刻まれていますが、作者は不明となっています。

1950年代~1960年代頃に作られた作品と推測され、作者は不明ながら、デザイン/造形スタイルや各部のディテールなどから、【The Navajo Arts & Crafts Guild】通称『ナバホギルド』の影響を感じさせるピースです。
インゴット(銀塊)から成形されたと思われるバンド/地金は、それほど分厚くはありませんが、独特な重量感と硬さが感じられ、かなりのパウンディングを感じさせるなめらかなシルバーの肌は、上質感があり腕への装着感も素晴らしい仕上がりです。 デザインはオーセンティックでナバホのオールドピースらしい印象ですが、1950年代以降のリバイバルスタイルらしい洗練された雰囲気を持っています。上下とスタンプワークの刻まれた中央部分が立体的に分割され、3連のような造形が施されていますが、3つのワイヤーを重ねて造形されたのではなく、ファイルワークと呼ばれる削り出す技術によって構成されており、それによって高度な技術で立体的な造形を実現しています。 また、中央部分に刻まれたアローヘッド状のスタンプ(鏨)はライン模様を含んだスタンプをラインの方向に合わせ連続して刻むことによって、シルバーの内側にライン模様を内包したような奥行きと立体感が生み出されています。現代でも【McKee Platero】マッキー・プラテロ氏等がこちらのようなスタンプの技術を受け継いでいますが、腕の良い作者に共通したディテールだと思います。
さらに、ターミナル(バングル両端)には断面に対して垂直方向に小さなシルバーパーツが施されており、このようなディテールをはじめ構成するすべてのシルバーワークや造形スタイルは、フォートウィンゲート インディアンスクールで講師を務め、後に同じくフォートウィンゲートでナバホギルドを創立し、代表を務めた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の影響と美意識が強く感じられます。


【Indian School】インディアンスクールは、アメリカ中西部のインディアンリザベーションで古くから運営されるインディアン向けの学校で、基礎教育から職業訓練まで幅広い活動を行っています。
1930年代には、【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やAmbrose Roanhorseが彫金クラスで教員として技術を教えており、近代では【Perry Shorty】ペリー・ショーティーなども教員を務めています。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。それらのような組織の中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホースが代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース(地金)に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品もプリミティブな古い技術のみで構成されていながら、とても洗練されたバングルに仕上がっています。また、大変シンプルなデザインながら丁寧にハンドメイドされ、量産品にはない武骨な迫力があり、完成された造形美を持っています。

標準よりも僅かなに控えめな幅やミニマムなデザイン、シルバーの渋い表情は多くのスタイルにフィットし、長年にわたってご愛用いただけると思います。

ナバホジュエリーらしい武骨でワイルドな質感とどこかエレガントな印象を併せ持つ作品。 さらに、高いシルバーワークの完成度によって奥行きのある表情に仕上げられています。

◆着用サンプル画像(5枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミがみられ黒っぽくなっていますが、ダメージ、修理跡などはなく良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド(地金)をベースに、ファイルワーク/エングレイビングによる立体的なラインと、シンプルながらとても効果的なスタンプワークが施された秀逸な造形のアンティーク/ビンテージバングルです。

また、こちらの作品には内側にホールマーク(作者のサイン)と思われる記号が刻まれていますが、作者は不明となっています。

1950年代~1960年代頃に作られた作品と推測され、作者は不明ながら、デザイン/造形スタイルや各部のディテールなどから、【The Navajo Arts & Crafts Guild】通称『ナバホギルド』の影響を感じさせるピースです。
インゴット(銀塊)から成形されたと思われるバンド/地金は、それほど分厚くはありませんが、独特な重量感と硬さが感じられ、かなりのパウンディングを感じさせるなめらかなシルバーの肌は、上質感があり腕への装着感も素晴らしい仕上がりです。 デザインはオーセンティックでナバホのオールドピースらしい印象ですが、1950年代以降のリバイバルスタイルらしい洗練された雰囲気を持っています。上下とスタンプワークの刻まれた中央部分が立体的に分割され、3連のような造形が施されていますが、3つのワイヤーを重ねて造形されたのではなく、ファイルワークと呼ばれる削り出す技術によって構成されており、それによって高度な技術で立体的な造形を実現しています。 また、中央部分に刻まれたアローヘッド状のスタンプ(鏨)はライン模様を含んだスタンプをラインの方向に合わせ連続して刻むことによって、シルバーの内側にライン模様を内包したような奥行きと立体感が生み出されています。現代でも【McKee Platero】マッキー・プラテロ氏等がこちらのようなスタンプの技術を受け継いでいますが、腕の良い作者に共通したディテールだと思います。
さらに、ターミナル(バングル両端)には断面に対して垂直方向に小さなシルバーパーツが施されており、このようなディテールをはじめ構成するすべてのシルバーワークや造形スタイルは、フォートウィンゲート インディアンスクールで講師を務め、後に同じくフォートウィンゲートでナバホギルドを創立し、代表を務めた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の影響と美意識が強く感じられます。


【Indian School】インディアンスクールは、アメリカ中西部のインディアンリザベーションで古くから運営されるインディアン向けの学校で、基礎教育から職業訓練まで幅広い活動を行っています。
1930年代には、【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やAmbrose Roanhorseが彫金クラスで教員として技術を教えており、近代では【Perry Shorty】ペリー・ショーティーなども教員を務めています。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。それらのような組織の中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホースが代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース(地金)に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品もプリミティブな古い技術のみで構成されていながら、とても洗練されたバングルに仕上がっています。また、大変シンプルなデザインながら丁寧にハンドメイドされ、量産品にはない武骨な迫力があり、完成された造形美を持っています。

標準よりも僅かなに控えめな幅やミニマムなデザイン、シルバーの渋い表情は多くのスタイルにフィットし、長年にわたってご愛用いただけると思います。

ナバホジュエリーらしい武骨でワイルドな質感とどこかエレガントな印象を併せ持つ作品。 さらに、高いシルバーワークの完成度によって奥行きのある表情に仕上げられています。

◆着用サンプル画像(5枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミがみられ黒っぽくなっていますが、ダメージ、修理跡などはなく良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ SM - L 程度。
レディースサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約56.7㎜    正面幅(高さ) 約14.4㎜
内周 約137㎜    開口部 約25㎜
Inside Measurement 5 7/16inch   opening 1inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、XLサイズ以下の男性、XLサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver (probably Ingot Silver)
        約25.7g