HOME > 商品詳細ページ

  • NEW
ITEM CODE:
JNC001980

Greg Lewis Acoma Dragonfly Cross Fob w/Vintage Bead Necklace

【Laguna Pueblo】ラグーナプエブロと【Acoma Pueblo】アコマプエブロの血を引く名工【Greg Lewis】グレッグ・ルイスの作品であるドラゴンフライクロスのトップと、ビンテージのベンチメイドシルバービーズを当店で組み合わせたリビルドネックレスです。
クロストップはコンテンポラリー作品で、シルバービーズネックレスはおそらくナバホの1950年代~1960年代に制作された作品です。

グレッグ・ルイスを代表するモチーフであり、1880年代~1890年代頃のアンティークプエブロ作品を意識した造形のドラゴンフライクロスは、グレッグ独特のシェイプを持ち、ファイルワークと呼ばれるヤスリで削る技法やスタンプワークによって立体感と動きのあるデザインになっています。左右不対称でハンドメイドの粗暴な部分も見られますが、丁寧なシルバーワークで仕上げられ滑らかな質感を持っています。

また、ベースとなっている小さなシルバービーズによるネックレスも非常に高いクオリティーのシルバービーズです。 このようなシルバービーズは、コンチョのような方法で半球状のパーツ二つを作り、それらを一つずつロウ付けすることで作られており、大変な手間と技術を必要とし、現在ではほとんど見ることが出来なくなりました。 全てハンドメイドのため、その形状や大きさは不均一ですが、ビンテージインディアンジュエリー独特の味わいが感じられます。特にこちらのような小さいサイズのシルバービーズは、技術的に制作が難しいため、1910年代後半~1920年代になってようやく制作できるようになったパーツです。大きなサイズのビーズを使った同じ長さのネックレスに比べ、数も多く必要になるため、制作に必要な時間は大変長くなります。


【Greg Lewis】グレッグ・ルイスは、1954年生まれのベテラン作家で祖先にはアコマの歴史的な作家【Wolf-Robe】ウルフ・ローブを持つ名門ファミリー出身の名工です。1960年代~70年代にはサンフランシスコを拠点に活動していましたが、1979年にラグーナプエブロに戻り、祖父であるAlvin Lewisがサンフランシスコで始めたショップ『The Arrowhead Shop』を移転・再開させました。 ドラゴンフライモチーフや古典作品をベースとした作品を得意とし、アメリカ国内でもアンティークを専門にしているギャラリーなどで展示/販売されています。祖父から受け継いだ技術や造形スタイルと独自に生み出したデザインを融合させ、現在も素晴らしい作品を制作し続けています。
息子である【Dyaami E Lewis】ディアミ・ルイスに技術を伝授し、現在は二人での共作も制作しています。

【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】(以下Wolf-Robe)ウルフ・ローブ(c.1902-1977)は、グレッグ・ルイスの祖先にあたり、白人オーナーではなくインディアン自身で店を経営する初めての作家である【Clyde Hunt】(c.1900-1972)を兄に持ち、非常に若くからシルバースミスとして活動をはじめました。当時、多くのショーを受賞しながらハイスクールにも通っていた記録が残っています。その後、オクラホマ州タルサに近いカトゥーサにて【CATOOSA Indian Trading Post】を経営しました。弟の【Wilbert Hunt】(c.1906-2007)と合わせHunt Brothersと呼ばれ、その中でもホールマークを使用し、多くの秀作を残したのがWolf-Robeであり、【Fred Peshlakai】等と同時期に『作家』としてインディアンジュエリーを制作した最初期の人物の一人です。


現在、こちらのようなオールドスタイルやアーリーナバホスタイルと呼ばれるアンティーク作品をベースにした作品は、ナバホの【Ernie Lister】 アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティーが当時の技術を伝承し、アンティークを踏襲した造形の制作を続けています。 しかしながら、当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jonathan Day】ジョナサン・デイや【Jock Favor】ジョック・フェイバー、【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス、【Buffalo】バッファロー等、アングロ(白人)作家がほとんどとなっています。 そのため、Greg LewisとDyaami Lewisは、リバイバルスタイルのみを制作しているわけではありませんが、アンティークと見紛う様なリバイバル作品を制作する貴重な存在となっています。特に、ドラゴンフライクロスの様にプエブロ独自ともいえるモチーフについては、二人が正当な継承者と考えることができます。


【Dragonfly Cross】ドラゴンフライクロス=蜻蛉(トンボ) は、プエブロの大変古いモチーフの一つです。 水の中に住むヤゴから脱皮し、生まれ変わる様子から、『革新』・『チェンジ』や『新しく生まれ変わる』と言う意味、そして、『水』を表す象徴として用いられ、 蛇にも近い意味合いを持つモチーフです。
また、Isleta CrossやPueblo Crossとも呼ばれ、1500年代頃にムーア人とスペイン人によりデザインされたものとされていますが、それよりも以前からプエブロの人々の間ではトンボの象徴として用いられていたようです。
目標や夢を達成するための守り神や、何事も可能であると思い出させる象徴としても使われるドラゴンフライクロスはインディアンにとって大変重要なモチーフの一つであり、通常のクロスよりもインディアンの伝統的な印象を強く受ける造形です。


当店では数少ないコンテンポラリー(現代作家)のトップをメインにした作品ですが、伝統を踏襲し粗暴ながらも丁寧に全てハンドメイドで作り上げられたドラゴンフライクロスは、武骨でナチュラルな印象を持ち、多くのスタイルに馴染みやすく、性別を問わずお使いいただけるネックレスです。

また、一般的なクロスモチーフに比べドラゴンフライクロスは、インディアンジュエリー特有のアーシーで渋い印象を与え、クロストップらしいクラシックな雰囲気は持ちますが、仰々しい表情や宗教的な背景を感じさせず使いやすいと思います。

古典期のインディアンジュエリーが持つ素朴でミニマルなスタイルを踏襲しており、高いクオリティーを持つシルバービーズと名工Greg Lewisの洗練されたセンスによって大変魅力的なネックレスになっています。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


クロストップにつきましては、新品・未使用品。 ハンドメイドによる造形ですので、多少の捻りや制作上のムラが見られます。
シルバービーズネックレスは、多少のクスミやヘコミ等、製造時のムラ等見られますがダメージはなく良好なコンディションです。
PRICE:
98,000 円(税込)
SIZE:
ドラゴンフライクロストップ 実寸   縦(バチカン含む) 約7.8㎝  横 約3.3㎝ 
ネックレス 全長 約62.5㎝程度
MATERIAL:
Silver
SOLD OUT
HOMEへ
このページのTOPへ