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JNO002002

【Frank Patania】 Naja w/Bench Made SilverBead Necklace c.1950

【Frank Patania】 Naja w/Bench Made SilverBead Necklace c.1950
154,000 円(税込)
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【Frank Patania】 Naja w/Bench Made SilverBead Necklace c.1950
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1927年に創業したサウスウエストスタイルのシルバージュエリーショップである【Thunderbird Shop】を経営したイタリア系の作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)の作品であるナジャトップを、【NAVAJO】ナバホのシルバースミスが制作した現代作品のシルバービーズネックレスと組み合わせたネックレスです。

流麗で美しいシェイプを持つナジャトップはキャストで成形され、丁寧な仕上げにより鏡面に近い質感に磨かれています。Naja/ナジャの造形/デザインはナバホの伝統的なものですが、モダンスタイルの旗手といえるフランク・パタニアによってクリーンでエレガントな表情を持つ完成度の高いジュエリーに昇華されています。また、こちらのようなナジャのシェイプは多くの後進シルバースミスにとって指標の一つとなり、1960年代後半以降には類似した作品が多数制作されています。特に教え子の一人である【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)などが同様のスタイルを受け継ぎ、素晴らしい作品を残しています。
バチカンパーツ(フック)は、フッキングタイプになっており容易に取り外しが可能です。そのため、別のビーズネックレスやレザーレースと組み合わせてもフィットすると思われますし、ビーズネックレスの方を単独でご使用いただくこともできます。また、フックパーツのロウ付け付近には他のロウ付け跡のようなものが見られますが、これらはキャストいよってできた欠損部分を埋めるためのものと思われ、フックパーツもオリジナルのパーツと推測されます。

また、こちらのトップは1950年代~1960年代頃の作品と思われ、とてもFrank Pataniaらしいモダンで洗練された印象を持つ作品。裏面に刻印されているホールマークはFrank Pataniaのパーソナルなホールマーク『FP』とSTRLINGのスタンプが刻印され、【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードのショップマークは確認できません。

シルバービーズネックレスについては、ナバホの現役シルバースミスによる新しい作品。しかしながら、素晴らしいクオリティーのベンチメイド(ハンドメイド)による重厚で武骨なシルバービーズによって構成されています。現在ではほとんど見ることが出来なくなってしまったこちらのような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るようなハンマーワークで半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、重厚で独特の味わいが感じられます。
また、それらのビーズの大きさは3段階に分かれており、トップに近づくほど大きいビーズが配置されています。これによって自然な装着感と動きのある表情が生み出されています。


【Frank Patania Sr.】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。
そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。
そしてまた、多くのインディアンアーティストを育てました。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。


モチーフの【Naja】ナジャは、もともとは馬蹄をもとにしたデザインで、インディアンアートにおいては子宮を表す造形として用いられ、大地や自然と子孫繁栄、それに女性を称賛する意味合いが込められているそうです。


こちらの作品もFrank Patania/フランク・パタニアの美意識を感じるモダンで洗練された印象を持ったナジャトップです。現代的なセンスを持ち、少し控えめな程よいボリューム感によって多くのスタイルにフィットすると思われ、性別を問わずお使いいただけます。女性ではロングネックレスとして、男性の場合でも女性とは違った印象ながら十分な長さがあります。

ナバホのトラディショナルなスタイルを受け継ぐクラシックな造形を持ちながら、フランク・パタニアによる高い完成度と素晴らしいクオリティーのシルバービーズによってエレガントな印象も感じられる秀逸な作品です。
ミュージアム収蔵品も多いFrank Pataniaの貴重なオリジナルピースです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥
画像⑦


コンディションは極僅かな擦れやクスミが見られますが、大変良好な状態を保っています。
1927年に創業したサウスウエストスタイルのシルバージュエリーショップである【Thunderbird Shop】を経営したイタリア系の作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)の作品であるナジャトップを、【NAVAJO】ナバホのシルバースミスが制作した現代作品のシルバービーズネックレスと組み合わせたネックレスです。

流麗で美しいシェイプを持つナジャトップはキャストで成形され、丁寧な仕上げにより鏡面に近い質感に磨かれています。Naja/ナジャの造形/デザインはナバホの伝統的なものですが、モダンスタイルの旗手といえるフランク・パタニアによってクリーンでエレガントな表情を持つ完成度の高いジュエリーに昇華されています。また、こちらのようなナジャのシェイプは多くの後進シルバースミスにとって指標の一つとなり、1960年代後半以降には類似した作品が多数制作されています。特に教え子の一人である【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)などが同様のスタイルを受け継ぎ、素晴らしい作品を残しています。
バチカンパーツ(フック)は、フッキングタイプになっており容易に取り外しが可能です。そのため、別のビーズネックレスやレザーレースと組み合わせてもフィットすると思われますし、ビーズネックレスの方を単独でご使用いただくこともできます。また、フックパーツのロウ付け付近には他のロウ付け跡のようなものが見られますが、これらはキャストいよってできた欠損部分を埋めるためのものと思われ、フックパーツもオリジナルのパーツと推測されます。

また、こちらのトップは1950年代~1960年代頃の作品と思われ、とてもFrank Pataniaらしいモダンで洗練された印象を持つ作品。裏面に刻印されているホールマークはFrank Pataniaのパーソナルなホールマーク『FP』とSTRLINGのスタンプが刻印され、【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードのショップマークは確認できません。

シルバービーズネックレスについては、ナバホの現役シルバースミスによる新しい作品。しかしながら、素晴らしいクオリティーのベンチメイド(ハンドメイド)による重厚で武骨なシルバービーズによって構成されています。現在ではほとんど見ることが出来なくなってしまったこちらのような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るようなハンマーワークで半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、重厚で独特の味わいが感じられます。
また、それらのビーズの大きさは3段階に分かれており、トップに近づくほど大きいビーズが配置されています。これによって自然な装着感と動きのある表情が生み出されています。


【Frank Patania Sr.】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。
そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。
そしてまた、多くのインディアンアーティストを育てました。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。


モチーフの【Naja】ナジャは、もともとは馬蹄をもとにしたデザインで、インディアンアートにおいては子宮を表す造形として用いられ、大地や自然と子孫繁栄、それに女性を称賛する意味合いが込められているそうです。


こちらの作品もFrank Patania/フランク・パタニアの美意識を感じるモダンで洗練された印象を持ったナジャトップです。現代的なセンスを持ち、少し控えめな程よいボリューム感によって多くのスタイルにフィットすると思われ、性別を問わずお使いいただけます。女性ではロングネックレスとして、男性の場合でも女性とは違った印象ながら十分な長さがあります。

ナバホのトラディショナルなスタイルを受け継ぐクラシックな造形を持ちながら、フランク・パタニアによる高い完成度と素晴らしいクオリティーのシルバービーズによってエレガントな印象も感じられる秀逸な作品です。
ミュージアム収蔵品も多いFrank Pataniaの貴重なオリジナルピースです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥
画像⑦


コンディションは極僅かな擦れやクスミが見られますが、大変良好な状態を保っています。
Size

ナジャトップ 実寸   縦 約5.8㎝   横 約3.9㎝ 
ネックレス 全長 約56.0㎝程度

Material

Sterling Silver