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JRO012231

Mark Chee Vintage Ring w/High Grade Persian Turquoise c.1960

Mark Chee Vintage Ring w/High Grade Persian Turquoise c.1960
216,000 円(税込)
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  • Mark Chee Vintage Ring w/High Grade Persian Turquoise c.1960
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【NAVAJO】ナバホの巨匠【Mark Chee】マーク・チーの作品で、重厚なシルバーワークのトラディショナルな造形に、美しいハイドームカットのパージャンターコイズがセットされたビンテージリングです。

また、こちらのターコイズは30年代後半~40年代頃に産出し、1940年代後半~1950年代に輸入された石と推測され、最も良質の石が輸入された当時のオールドパージャンと思われます。

リング自体はおそらく1950年代後半~60年代頃に作られた作品で、ナバホのクラシックな造形は大変完成度が高く洗練された印象のピースです。
伝統的な造形を持つトラディッショナルなナバホスタイルのリングですが、重厚なスプリットシャンクは、美しく3本にスプリットされており、オーバルカットターコイズながら、男性的で厳かな印象に仕立てられています。 そこに美しいパージャンターコイズがセットされ、ベゼルは少し太いツイステッドワイヤーが施されており、贅沢にシルバーを使用した作品の表情はやはりマーク・チーらしさを持ち合わせています。


【Mark Chee】マーク・チーは、1914年にアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、やはりインディアンスクールの彫金クラスにおいて、シルバースミスとしての技術を学んだようです。 若いころは、【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】=【Ganscraft】ガンズクラフト社に在籍していたり、Frank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】で石のカッターとして所属していた記録が残っています。1930年代末頃には、San Juan Puebloの女性【Santana Montoya】と結婚し、そこで、キワの巨匠【Julian Lovato】ジュリアン・ロバトに出会っています。1940年代の初めには第二次世界大戦のため従軍し、エアフォースに所属していました。1946年になってニューメキシコ州サンタフェに戻り、シルバースミスの仕事を再開、Al Packard経営の【Chaparral Trading Post】に在籍していたようです。1950年代には、非常に熟練した技術を持つシルバースミスとして高く評価されるに至り、その技術はナバホのトラディッショナルスタイルだけにとどまらず、ターコイズインレイやシルバービーズを用いたジュエリー等、多岐にわたる技術を身に付けていました。1960年代~70年代にはアートショーにおけるアワード受賞リボンを多数獲得しています。
そして1981年、San Juan Puebloの居留地にて亡くなっています。

こちらの作品でも見られるサンダーバードに『CHEE』と書かれた特徴的なホールマークを使い、傑作とされる多くの作品は非常にヘビーで重厚な作品です。他に類を見ない厚いバンド(地金)にターコイズをセットしたピースや、やはりとても太いトライアングルワイヤーに挟み込むように美しいターコイズをセットしたバングル等が代表的です。
また、とても小さいサイズが多いことも特徴で、自身の娘や妻のサイズに合わせて制作していたためと言われています。


【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズは、現在のイラン産にあたり、カスピ海近くの鉱山で古くからたくさんのターコイズを算出しています。その歴史は紀元前にさかのぼることができ、中世にはトルコを経由してヨーロッパに輸出されたことから、ターコイズ/トルコ石と呼ばれるようになりました。(トルコではターコイズが産出していません。)
北米とは違った価値基準を持ち、マトリックスの入らないフラットなブルーが上質とされ、すでに1930年代以前からアメリカにも輸出されていたようです。すでに1950年代にはネバダ、アリゾナの多くのターコイズ鉱山の石が細かくグレーディングされ、パージャンターコイズも上質なものは流通量が少なくなっていたようです。
北米産ターコイズの多くが薄い脈状で形成されているのに対し、パージャンターコイズは塊で採掘できるのが特徴で、それにより高さのあるハイドームカットが可能になっています。北米産では、【Number Eight Turquoise】ナンバーエイトや【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズ等が塊状で採掘されます。 色はターコイズらしい水色~ブルーの石を産出し、大変幅広いバリエーションを持っています。

こちらのオールドパージャンターコイズも透明感があり澄んだ深い水色を湛え、パージャンらしい黒~灰色のマトリックスが入ります。ハイドームにカットされ、複雑な景色を形成する表情は、ハイグレードにグレーディングできる石です。


存在感のあるターコイズと重厚なシルバーワークによって迫力を持ったリングです。 しかしながら仰々しい印象はなく、程よいボリューム感とクラシックなデザイン/造形は男性的でエレガントな質感を感じさせ、フォーマルなシーンでも品格を損なわず、多くのスタイルにフィットするハイエンドなリングです。

歴史的な資料価値も高く、マーク・チーの作品はコレクターの手を離れることが稀な貴重な作品です。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも大変良好です。使用感も見られず、ターコイズも今なお高い艶を保ち、母石/マトリックス部分に凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ凹凸です。現在も美しい艶と透明感を保っています。
【NAVAJO】ナバホの巨匠【Mark Chee】マーク・チーの作品で、重厚なシルバーワークのトラディショナルな造形に、美しいハイドームカットのパージャンターコイズがセットされたビンテージリングです。

また、こちらのターコイズは30年代後半~40年代頃に産出し、1940年代後半~1950年代に輸入された石と推測され、最も良質の石が輸入された当時のオールドパージャンと思われます。

リング自体はおそらく1950年代後半~60年代頃に作られた作品で、ナバホのクラシックな造形は大変完成度が高く洗練された印象のピースです。
伝統的な造形を持つトラディッショナルなナバホスタイルのリングですが、重厚なスプリットシャンクは、美しく3本にスプリットされており、オーバルカットターコイズながら、男性的で厳かな印象に仕立てられています。 そこに美しいパージャンターコイズがセットされ、ベゼルは少し太いツイステッドワイヤーが施されており、贅沢にシルバーを使用した作品の表情はやはりマーク・チーらしさを持ち合わせています。


【Mark Chee】マーク・チーは、1914年にアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、やはりインディアンスクールの彫金クラスにおいて、シルバースミスとしての技術を学んだようです。 若いころは、【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】=【Ganscraft】ガンズクラフト社に在籍していたり、Frank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】で石のカッターとして所属していた記録が残っています。1930年代末頃には、San Juan Puebloの女性【Santana Montoya】と結婚し、そこで、キワの巨匠【Julian Lovato】ジュリアン・ロバトに出会っています。1940年代の初めには第二次世界大戦のため従軍し、エアフォースに所属していました。1946年になってニューメキシコ州サンタフェに戻り、シルバースミスの仕事を再開、Al Packard経営の【Chaparral Trading Post】に在籍していたようです。1950年代には、非常に熟練した技術を持つシルバースミスとして高く評価されるに至り、その技術はナバホのトラディッショナルスタイルだけにとどまらず、ターコイズインレイやシルバービーズを用いたジュエリー等、多岐にわたる技術を身に付けていました。1960年代~70年代にはアートショーにおけるアワード受賞リボンを多数獲得しています。
そして1981年、San Juan Puebloの居留地にて亡くなっています。

こちらの作品でも見られるサンダーバードに『CHEE』と書かれた特徴的なホールマークを使い、傑作とされる多くの作品は非常にヘビーで重厚な作品です。他に類を見ない厚いバンド(地金)にターコイズをセットしたピースや、やはりとても太いトライアングルワイヤーに挟み込むように美しいターコイズをセットしたバングル等が代表的です。
また、とても小さいサイズが多いことも特徴で、自身の娘や妻のサイズに合わせて制作していたためと言われています。


【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズは、現在のイラン産にあたり、カスピ海近くの鉱山で古くからたくさんのターコイズを算出しています。その歴史は紀元前にさかのぼることができ、中世にはトルコを経由してヨーロッパに輸出されたことから、ターコイズ/トルコ石と呼ばれるようになりました。(トルコではターコイズが産出していません。)
北米とは違った価値基準を持ち、マトリックスの入らないフラットなブルーが上質とされ、すでに1930年代以前からアメリカにも輸出されていたようです。すでに1950年代にはネバダ、アリゾナの多くのターコイズ鉱山の石が細かくグレーディングされ、パージャンターコイズも上質なものは流通量が少なくなっていたようです。
北米産ターコイズの多くが薄い脈状で形成されているのに対し、パージャンターコイズは塊で採掘できるのが特徴で、それにより高さのあるハイドームカットが可能になっています。北米産では、【Number Eight Turquoise】ナンバーエイトや【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズ等が塊状で採掘されます。 色はターコイズらしい水色~ブルーの石を産出し、大変幅広いバリエーションを持っています。

こちらのオールドパージャンターコイズも透明感があり澄んだ深い水色を湛え、パージャンらしい黒~灰色のマトリックスが入ります。ハイドームにカットされ、複雑な景色を形成する表情は、ハイグレードにグレーディングできる石です。


存在感のあるターコイズと重厚なシルバーワークによって迫力を持ったリングです。 しかしながら仰々しい印象はなく、程よいボリューム感とクラシックなデザイン/造形は男性的でエレガントな質感を感じさせ、フォーマルなシーンでも品格を損なわず、多くのスタイルにフィットするハイエンドなリングです。

歴史的な資料価値も高く、マーク・チーの作品はコレクターの手を離れることが稀な貴重な作品です。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも大変良好です。使用感も見られず、ターコイズも今なお高い艶を保ち、母石/マトリックス部分に凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ凹凸です。現在も美しい艶と透明感を保っています。
Size

日本規格 約 18~19号   円周 約 59.7㎜   us 9.5
正面幅 約 26.6㎜
ターコイズサイズは 20.7㎜×16.0㎜ 程度

Material

Silver, High Grade Persian Turquoise