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JBF011816

Antique Thunderbird/Snake/卍 Motif Ingot Silver Cuff c.1930

Antique Thunderbird/Snake/卍 Motif Ingot Silver Cuff c.1930
87,000 円(税込)
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Antique Thunderbird/Snake/卍 Motif Ingot Silver Cuff  c.1930
  • Antique Thunderbird/Snake/卍 Motif Ingot Silver Cuff  c.1930
  • Antique Thunderbird/Snake/卍 Motif Ingot Silver Cuff  c.1930
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  • Antique Thunderbird/Snake/卍 Motif Ingot Silver Cuff  c.1930
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、当時サウスウエスト地方の観光客向けに制作されたピース。サンダーバード等のモチーフや構成はツーリストジュエリーらしいキャッチーなイメージですが、インゴット(銀塊)から成形され重厚感のあるアンティーク/ビンテージバングルです。

1920年代~30年代頃に作られたバングルと思われ、【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれるスーベニアジュエリーとして量産されたピースではなく、それらの工房がデザインソースとした『オリジナル』作品、又はターコイズのベゼルのみ【ベゼルカップ】と呼ばれる、ある程度量産されたパーツが使用されているようですので、分業化・量産化を始める以前に【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストで制作された作品の可能性もあります。

明確に制作背景を特定することは出来ませんが、とても丁寧なシルバーワークで構成されており、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金をベースに、サンダーバードやスネークのパッチワーク/アップリケが施され、センターには味わい深いグリーンターコイズがセットされています。さらに、卍(ワーリングログ)等、細かなスタンプワークが全体に刻まれており、ビンテージインディアンジュエリーらしい武骨でワイルドな質感に仕上がっています。これらに使用されているスタンプ(鏨)も全てハンドメイド・ハンドスタンプによって施されており、量産化された作品に比べ粗暴にも感じられますが、その反面、高い完成度も持った作品です。
また重量は【34g】とツーリストジュエリー作品としては重量があり、それなりの厚みを持ったバングルになります。

センターにセットされたターコイズは鉱山は不明ですが、渋い印象のグリーンターコイズで、深いグリーンにブラウンやホワイトのマトリックスが入ります。作品の持つ精悍でアンティークらしいイメージによくフィットした石がセットされています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

【Rattlesnake】ガラガラヘビ/スネークは、インディアンにとって神聖な存在として古くからジュエリーやポッテリー等、色々な作品に用いられました。
当店のロゴにも登場するモチーフであり、脱皮して成長していく姿から、<挑戦><革命><知恵> 等を象徴するシンボルとされています。

卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。 当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


【Ingot Silver】インゴット(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なくジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、シルバーゲージ/プレート(銀板)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


またこちらの作品は、幅が2センチを少し超える程度で、とても良いボリュームを持つバングルであり、重厚な上質感としっかりとした存在感を持っています。しかしながら、遊び心を感じるアイコニックなモチーフやキャッチーなデザインは、男性向けのアクセサリーにはとても重要な要素である『ギャップ』も与えてくれるアイテムであり、スタイルにアクセントと奥行きをもたらすことが出来るビンテージ独特の作品です。
さらに、ハンドメイドの武骨な味わいや手工芸品特有のナチュラルな印象は、多くのスタイルの良いアクセントになる秀作です。

ツーリストジュエリーの中でも史料価値の高いピースであり、普遍的な魅力を持つ作品。長年にわたってご愛用いただけるアンティークバングルです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも良好です。シルバーには僅かなクスミ等が見られますが、使用感はほとんど感じられずダメージも見られません。
【逆卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、当時サウスウエスト地方の観光客向けに制作されたピース。サンダーバード等のモチーフや構成はツーリストジュエリーらしいキャッチーなイメージですが、インゴット(銀塊)から成形され重厚感のあるアンティーク/ビンテージバングルです。

1920年代~30年代頃に作られたバングルと思われ、【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれるスーベニアジュエリーとして量産されたピースではなく、それらの工房がデザインソースとした『オリジナル』作品、又はターコイズのベゼルのみ【ベゼルカップ】と呼ばれる、ある程度量産されたパーツが使用されているようですので、分業化・量産化を始める以前に【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストで制作された作品の可能性もあります。

明確に制作背景を特定することは出来ませんが、とても丁寧なシルバーワークで構成されており、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金をベースに、サンダーバードやスネークのパッチワーク/アップリケが施され、センターには味わい深いグリーンターコイズがセットされています。さらに、卍(ワーリングログ)等、細かなスタンプワークが全体に刻まれており、ビンテージインディアンジュエリーらしい武骨でワイルドな質感に仕上がっています。これらに使用されているスタンプ(鏨)も全てハンドメイド・ハンドスタンプによって施されており、量産化された作品に比べ粗暴にも感じられますが、その反面、高い完成度も持った作品です。
また重量は【34g】とツーリストジュエリー作品としては重量があり、それなりの厚みを持ったバングルになります。

センターにセットされたターコイズは鉱山は不明ですが、渋い印象のグリーンターコイズで、深いグリーンにブラウンやホワイトのマトリックスが入ります。作品の持つ精悍でアンティークらしいイメージによくフィットした石がセットされています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

【Rattlesnake】ガラガラヘビ/スネークは、インディアンにとって神聖な存在として古くからジュエリーやポッテリー等、色々な作品に用いられました。
当店のロゴにも登場するモチーフであり、脱皮して成長していく姿から、<挑戦><革命><知恵> 等を象徴するシンボルとされています。

卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。 当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


【Ingot Silver】インゴット(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なくジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、シルバーゲージ/プレート(銀板)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


またこちらの作品は、幅が2センチを少し超える程度で、とても良いボリュームを持つバングルであり、重厚な上質感としっかりとした存在感を持っています。しかしながら、遊び心を感じるアイコニックなモチーフやキャッチーなデザインは、男性向けのアクセサリーにはとても重要な要素である『ギャップ』も与えてくれるアイテムであり、スタイルにアクセントと奥行きをもたらすことが出来るビンテージ独特の作品です。
さらに、ハンドメイドの武骨な味わいや手工芸品特有のナチュラルな印象は、多くのスタイルの良いアクセントになる秀作です。

ツーリストジュエリーの中でも史料価値の高いピースであり、普遍的な魅力を持つ作品。長年にわたってご愛用いただけるアンティークバングルです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも良好です。シルバーには僅かなクスミ等が見られますが、使用感はほとんど感じられずダメージも見られません。
【逆卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
Size

メンズサイズ L - XL 程度。

内径最大幅 約62.4㎜    正面幅(高さ) 約21.7㎜
内周 約148㎜    開口部 約19㎜
Inside Measurement 5 13/16inch   opening 3/4 inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であれば調整によりほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver, Unknown Turquoise