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JNO001978

Antique Bead Necklace w/Revival Dragonfly Cross Fob c.1960

【Pueblo】プエブロの作品と思われるビンテージジュエリーで、1880年代~1890年代頃のアンティークピースをリバイバルとして制作されたドラゴンフライクロスと、ベンチメイドシルバービーズ、さらにアンティークトレードビーズを組み合わせて制作された作品で、古典期のピースを踏襲し1960年代以降にリビルドされたビンテージネックレスです。

それぞれの制作された時期は異なり、ドラゴンフライクロスは1960年代以降、シルバービーズは1920年代~1950年代頃、トレードビーズと呼ばれるグラスビーズは1800年代頃のヨーロッパかアジア産と推測されます。 このようなトレードビーズ等、アンティークインポートパーツを用いたインディアンジュエリーは、1890年代以前の古典期からみられるスタイルの一つであり、特にプエブロにおいて好まれたようです。
こちらの作品は、それらのようなアンティークのジュエリーをベースにしてリバイバルスタイル(復刻)として制作されたピースのため、正確な制作年代の特定は困難ですが、アンティークのパーツを使用しており、素晴らしい完成度と迫力のある雰囲気を再現しています。

シルバービーズは、現在ではほとんど見ることが出来ないビンテージ特有のベンチメイド(ハンドメイド)によるパーツで、確かな技術を感じるクオリティーです。こちらのようなハンドメイドのビーズは、コンチョを作るようなハンマーワークで半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、重厚で独特の味わいが感じられます。

また、ドラゴンフライクロスのトップもやはり1800年代末頃のイスレタプエブロの作品を意識したと思われる造形/デザインを持っています。素材も独自のブレンドによる合金と思われ、シルバーと鉛や銅、鉄などがミックスされた金属のようですが詳細は不明。それがハンマーワークによりインゴットから成形され、表裏両面にプリミティブなスタンプワークが施されています。

グラスビーズについては、17世紀のオランダ玉のような色味の単色玉ですが、気泡の穴等が見られず、比較的容易に制作できた単色玉はヨーロッパだけでなくアジアでも作られていたようです。不揃いなサイズ感や色・質感にもバラつきがが見られ、味わい深く奥行きのある表情を作っています。


【Antique Glass Beads】アンティークグラスビーズ・【Trade Beads】トレードビーズは、紀元前3000年以上前から制作されていたとされるガラス製のビーズで、日本では『トンボ玉』と呼ばれています。エジプトからヨーロッパ、アジア、アフリカと世界各地で作られ、古くから交易品として世界中に流通しました。それらは、金やシルクと同様に世界中に共通した貨幣の様に扱われました。
中でも、15世紀から20世紀初頭にアフリカ向け交易品としてヴェネチアやオランダ、チェコ(ボヘミア)等で作られたビーズを【Trade Beads】トレードビーズと呼びます。
これらの美しいガラス玉は、アフリカ先住民を魅了し金などと交換され、さらに多くの奴隷とも交換された悲しい歴史を持ちます。 オランダ人の手によりアメリカに渡ったシェブロンビーズ(ヴェネチア産の多層で山形模様のビーズ)は、アメリカンインディアンとの交易で現在のマンハッタン(土地)と交換されたという伝説も残っています。
日本で圧倒的な数が流通しているホワイトハーツもトレードビーズの一つで、ナバホ・プエブロのインディアンが好んだためにインディアンジュエリーに組み込まれることがあり、やはり高橋吾郎氏の影響により日本で非常に多く流通しているようです。ホワイトハーツのアンティークビーズは1800年代~ヴェネチアで作られたビーズで、1950年代以降はチェコにおいて現在でも製造が続けられています。

北米においても中世から交易品として少しずつ流通し、インディアンの人々が自分たちのジュエリーとして使用したり、パーツとして流用した作品が残されています。また、1960年代後半になるとヒッピーたちの手により、フォークアートの一つとして沢山のネックレスが作られました。そのため、世界的には珍しい多数のトレードビーズがミックスされたネックレスがアメリカでは時々見つかります。
宝石のような煌きではなく、経年を経たガラス素材のチープで独特な味わい、それに多様で個性的なデザインに魅了され、欧米をはじめ世界中で多くのコレクターが存在します。


【Dragonfly Cross】ドラゴンフライクロス=蜻蛉(トンボ) は、プエブロの大変古いモチーフの一つです。 水の中に住むヤゴから脱皮し、生まれ変わる様子から、『革新』・『チェンジ』や『新しく生まれ変わる』と言う意味、そして、『水』を表す象徴として用いられ、 蛇にも近い意味合いを持つモチーフです。
また、Isleta CrossやPueblo Crossとも呼ばれ、1500年代頃にムーア人とスペイン人によりデザインされたものとされていますが、それよりも以前からプエブロの人々の間ではトンボの象徴として用いられていたようです。
目標や夢を達成するための守り神や、何事も可能であると思い出させる象徴としても使われるドラゴンフライクロスはインディアンにとって大変重要なモチーフの一つであり、通常のクロスよりもインディアンの伝統的な印象を強く受ける造形です。


77.0㎝程度の長めに作られているため、ボリューム感のあるドラゴンフライクロスもそれほど仰々しい印象になっていません。また、ビンテージ作品特有の奥行きを感じさせる印象により、多くのスタイルに馴染みやすく、性別を問わずお使いいただけるネックレスです。

また、古典期のインディアンジュエリーが持つ素朴でミニマルなスタイルを踏襲しており、高いクオリティーを持つシルバービーズが洗練されたセンスによってグラスビーズと構成されたビーズネックレス、さらに独特な存在感を放つドラゴンフライクロスによって、大変魅力的な作品へと昇華されたネックレスです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションは、グラスビーズに小さな欠けやキズが見られ、シルバービーズには、クスミ等が見られますが、特に目立ったダメージは無く、良好な状態です。
PRICE:
164,000 円(税込)
SIZE:
ドラゴンフライクロストップ 実寸   縦(バチカン含む) 約9.7㎝  横 約4.5㎝ 
ネックレス 全長 約77.0㎝程度
MATERIAL:
Silver, Antique Glass Beads (Trade Beads), Unknown Alloy
SOLD OUT
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