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JBO001510

Vintage Stamp & Filed Ingot Silver Cuff Bracelet c.1940

Vintage Stamp & Filed Ingot Silver Cuff Bracelet c.1940
0 円(税込)
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Vintage Stamp & Filed Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1940
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴット(銀塊)から成形された重厚なバンド(地金)に、洗練されたスタンプワークとファイルワークのみで構成されたピースで、その造形スタイルやスタンプ、シルバーワークのクオリティーなどから、多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG) 通称ナバホギルドのピースと推測されるアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代頃に作られたピースと思われ、ナバホの伝統を重視した製法で作られていますが、当時モダンスタイルと呼ばれたミニマルで無駄のないデザインに仕上げられた作品。特にセンターにジグザグに施されたスタンプは、複雑な紋様を刻むものではありませんが非常に洗練され、明快で素朴な細工でありながら非常に効果的で力強いナバホらしさとモダンな印象を生み出しています。
インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は<約44g>と重厚で、そこにファイルワーク/エングレイビングと言う削る技法によってセンターに立体的な凸のラインが造形されています。さらに、そのライン上には、ジグザグの紋様と共に長方形のスタンプ(鏨)が施されています。他にほとんど類を見ない長方形のスタンプですが、ナバホギルドらしい印象を受けるスタンプです。それらは全て、アーリーナバホスタイルを踏襲しながらもナバホギルドの特徴的なディテールで構成された作品です。

また、こちらはホールマーク等の刻印がなく、作者等を特定することはできませんが、おそらくナバホギルドが【Horned Moon】と呼ばれるホールマークを使用し始める1940年代後半までに作られたものと推測されます。
内側にはスクラッチによって『NEO』と刻まれていますが、これは作者によるホールマークか以前の持ち主によるサインか不明です。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース(地金)に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。ターコイズがセットされた作品がとても少ないことも特徴です。

また、もう一つのナバホギルドが持つ特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。 【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、ホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーであり、白人作家でサンダーバードショップを経営していた【Frank Patania Sr】フランク・パタニアも協力していたようです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、シルバーゲージ/プレート(銀板)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品もインゴットから成形されたバンド(地金)や原始的ながらセンスを感じさせるスタンプワーク等、とてもクラシックな作品ですが、手間と長い時間が必要なシルバーワークによって構成されています。それらナバホギルドの理念や完成度の高いシルバーワークにより、当時モダンスタイルと言われたクリーンでミニマムな印象を与えられています。
それにより、現代においても新鮮で素晴らしいセンスを感じさせ、どんな装いにもフィットし普遍的で美しい造形は長くご愛用いただけると思います。

ビンテージインディアンジュエリーの力強い武骨さだけでなく、悠然としたアートピースのような佇まいを持ち、練り上げられた工芸品としての資料価値も高いハイエンドな作品です。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも非常に良く、多少のクスミ等は見られますが、使用感の少ない大変良好な状態です。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴット(銀塊)から成形された重厚なバンド(地金)に、洗練されたスタンプワークとファイルワークのみで構成されたピースで、その造形スタイルやスタンプ、シルバーワークのクオリティーなどから、多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG) 通称ナバホギルドのピースと推測されるアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代頃に作られたピースと思われ、ナバホの伝統を重視した製法で作られていますが、当時モダンスタイルと呼ばれたミニマルで無駄のないデザインに仕上げられた作品。特にセンターにジグザグに施されたスタンプは、複雑な紋様を刻むものではありませんが非常に洗練され、明快で素朴な細工でありながら非常に効果的で力強いナバホらしさとモダンな印象を生み出しています。
インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は<約44g>と重厚で、そこにファイルワーク/エングレイビングと言う削る技法によってセンターに立体的な凸のラインが造形されています。さらに、そのライン上には、ジグザグの紋様と共に長方形のスタンプ(鏨)が施されています。他にほとんど類を見ない長方形のスタンプですが、ナバホギルドらしい印象を受けるスタンプです。それらは全て、アーリーナバホスタイルを踏襲しながらもナバホギルドの特徴的なディテールで構成された作品です。

また、こちらはホールマーク等の刻印がなく、作者等を特定することはできませんが、おそらくナバホギルドが【Horned Moon】と呼ばれるホールマークを使用し始める1940年代後半までに作られたものと推測されます。
内側にはスクラッチによって『NEO』と刻まれていますが、これは作者によるホールマークか以前の持ち主によるサインか不明です。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース(地金)に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。ターコイズがセットされた作品がとても少ないことも特徴です。

また、もう一つのナバホギルドが持つ特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。 【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、ホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーであり、白人作家でサンダーバードショップを経営していた【Frank Patania Sr】フランク・パタニアも協力していたようです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、シルバーゲージ/プレート(銀板)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品もインゴットから成形されたバンド(地金)や原始的ながらセンスを感じさせるスタンプワーク等、とてもクラシックな作品ですが、手間と長い時間が必要なシルバーワークによって構成されています。それらナバホギルドの理念や完成度の高いシルバーワークにより、当時モダンスタイルと言われたクリーンでミニマムな印象を与えられています。
それにより、現代においても新鮮で素晴らしいセンスを感じさせ、どんな装いにもフィットし普遍的で美しい造形は長くご愛用いただけると思います。

ビンテージインディアンジュエリーの力強い武骨さだけでなく、悠然としたアートピースのような佇まいを持ち、練り上げられた工芸品としての資料価値も高いハイエンドな作品です。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも非常に良く、多少のクスミ等は見られますが、使用感の少ない大変良好な状態です。
Size

メンズサイズ S - M 程度。
レディースサイズ L - XXL 程度

内径最大幅 約55.8㎜    正面幅(高さ) 約21.5㎜
内周 約134㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 1/4inch   opening 1inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以下の男性、MLサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver